個性的なデザイン

痛車のこれまでの変遷

乗り物

痛車はここ最近のおたく文化のように思われますが、実は1900年代末から存在していたとされています。しかし、最近注目されるようになったのは、以前なら専門業者しかできなかったカッティングシートやロゴの作成や貼りつけが、今では素材の流通やプリンター性能の向上、普及等により個人でも行えるようになったことが大きいとされています。また、個人が痛車を作成しやすくなったことで痛車の台数も増え、多くの人の目に触れるようになってきたことや、それに伴って展示イベントが増えてきたことも、現在のように痛車が文化として根付いてきたことの背景として考えられます。近年、初音ミクといった萌え要素が強いヴォーカロイドが浸透したこともあり、ますます痛車文化が勢いを増してきています。

痛車の特徴は何と言っても、アニメのキャラクターや、初音ミクといったヴォーカロイド等の大きなカッティングシートで装飾されていることにあると言えるでしょう。また、キャラクターも二次元の萌え要素の強い女性キャラクターに限定されていることも特徴です。それゆえ、男性キャラクターの痛車というのはないわけではありませんが、ほとんどないのが現状です。これは痛車は萌えキャラでなければならないという文化が根付いているとも言えます。また、痛車のレーシングカーも実際に走行していることもあり、車種もスポーツカータイプのものが多いのが特徴です。スポーツカー以外では軽自動車も多いですが、ファミリーカーの痛車はあまり多くありません。